配達記録郵便で資源エネルギー庁からエネルギー管理士免状が届く。
9/8に合格通知が届き、翌週の月曜日の9/10に地元の郵便局で印紙を買い、免状の申請書を配達記録郵便で郵送した。
旧法でエネルギー管理士(電気)を8年前に取得していたので、面倒な実務証明は必要でない。
試験も電気の専門3科目が免除され受験したのは法規の一科目だけ。
エネルギー管理士試験は、電気分野では電験3種と2種の中間的レベルの試験で合格率20%。
電気の分野ではハイレベルの試験ですが、法規だけだと75%の合格率です。
法改正が有り、旧法の免状のままでは死に資格になってしまうので受験した。
以前の免状は申請してから半年ぐらい経った忘れた頃に届いた。
今回は一ヶ月。やけに早いのねと言うか、今回は「交付までに時間がかかったことをお詫びします」とご丁寧に書いてある。
今まで半年も免状の交付に時間がかかっていたのは、いったいナンナンダ?
今回の免状で変わったのはエネルギー管理士(電気)の(電気)が消えて、通商産業大臣から経済産業大臣に大臣名が変わっただけです。
お上の都合で法改正して、旧法の資格のままでは死に資格になると言う脅迫まがいのことをするな。
そうそう知っている人は知っている...、免状のナンバーから「認」という字が今回の試験合格で消えました。
そう、私は旧法で資格認定講習会で資格を取得しました。
以下8年前の講習会に参加したときの経験談です。
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7日間連続の講習会です。
大方は会社の出張扱いで参加した若い人。
私は費用は自費で有給休暇を取得して参加しました。
修了試験の合格率は、一発試験とは違い8割ぐらいなので、気楽に考えていた。
最初の2日間は余裕があった。
3日目からの「電気の基礎」科目が、基礎じゃないのよね。
どっかの大学の講師が、「大学の電気科で4年間かけて学ぶ内容を1日で講義するのは無理がある」とか...。
いきなりラプラス変換とか微分方程式とかわけのわからない話が始まる。
勘弁してよ、私は大学出ていない。
まったく理解できない講習がその後続きます。
苦痛でした。この講習会に参加している人は理解できているのだろうか?
まぁ、自費で有給休暇つかって参加しているので、落ちてもプレッシャーは無いけれど...。
7日間講習会場の近くのビジネスホテルに泊まっての参加です。
講習日によっては、19時近くまで講習が有ります。
大方の講習会などは、居眠りしている人が多いけど、この講習会は、12月の寒い時期暖房が効いて心地よい講習だけど、さすがプレッシャーからか居眠りする余裕のある人はいなかった。
迎えた7日間最後の修了試験は、やはり「電気の基礎」科目の試験が山場です。
試験問題は、回路計算と自動制御の記述式の計算問題2問だけ。
理解しようと努めたけど全く理解できなかった自動制御は最初から捨てていた。
回路計算は三相平衡回路計算です。
不平衡回路など出されたときは全くお手上げです。
なんだ...、むずかしい高等数学使わなくても解けるじゃん。
とにかく、自動制御を捨ててしまったので、必死に計算過程を丁寧に回答用紙に書いた。
今思うと、この試験科目最大でも50点しか取れなかったわけですので、修了試験に合格したことが不思議です。
スケベ心を出して、翌年熱分野の認定講習会に参加しましたが、機械や化学の素養の無い私です。
合格率8割の修了試験に落ちた。
合格率だけで判断すると大きな間違いです。
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