障害者施設見学3
首・腰の痛みから全く立つことも歩くことも出来なくなって、日常生活が困難になり7月下旬に1週間病院に入院した。
状況は改善し、普段の生活に戻ることができた。
私はおかしいと思うけど、医者が勧めていた入院以外で緊急避難先としての障害者施設への「短期入所」は、見学に行った2施設のうち、人気の無い方の施設と契約し利用するための手続きは完了した。
しかし、1施設だけでは、いざというときベッドが空いてなくて利用できない可能性がある。
それでは困るので、もう一箇所利用できるようにしておきたい。
障害者支援センターの職員から、1年ほど前にできた新しい脳性まひの入所者が多く、短期入所の予約がそんなに込み合っていないという施設が車で20分ぐらいのところにあるという話があった。
パンフレットなどの案内がないか、どういう状況なのか話しを聞くために午前中、障害者支援センターに行ってきた。
以前見学行ったリハビリに通う病院に近い人気の障害者施設の「短期入所」は、2ヶ月先の予約受付開始と同時に電話が殺到し、あっという間に利用の予約が埋まってしまうらしい。
超人気の温泉旅館の予約と同じみたいで、いざというときのために利用するところではないみたい。
以前デイサービスでお世話になった小田原の施設も契約はしていましたが、利用することはなかった。
今回紹介された施設は、ゴルフ場に隣接した「脳性まひ専門?」の木をふんだんに使った施設らしい。
一般浴槽はヒノキ風呂らしい。
「脳性まひ専門?」だったら私の症状や状態は理解されるかな?
土曜日も見学OKと言うことで、午後、施設に電話した。
「えっ、一人で来るんですか?」...、車は運転できるし、利用するのは私なんですから一人で行ってなにか問題があるの?なんか話がかみ合わない。
自宅から12km、周りには運送会社の車庫がある他、人家が無い山の中。
新しい障害者施設は大体こういう立地なんだよね~。
施設に着くと、職員からしつこいぐらいどこから来たのか聞かれる。
前もって電話で話しているでしょ?3人の職員からそれぞれ同じ事を聞かれて閉口だ。
脳性まひの障害者が車を運転することがそんなにめずらしいのか?
施設内を案内してもらう。さすが新しい施設で立派だ。
肝心の短期入所の案内をして欲しいと言ったら、話がまたトンチンカンな方向へ。
話が通じないとは情けない(なんか、話を避けているみたい)。
私は、会社で働いてきてそれなりにコミュニケーションスキルはもっているつもりだ。
行政の担当者と一緒に来なければいけない所なのか?
ハードは立派でも、ソフトの面でちょっと問題がある施設です。
入所者も、なんか管理されているというイメージ。
私よりもっと緊張の激しい脳性まひの障害者が車を運転してきたら、ここの職員「卒倒」するかも?
しつこく聞いてやっと結論を、「短期入所はいつも予約がいっぱい」で利用できないそうだ。
なんか閉鎖的な施設で、私はきらいだ。
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